2022年11月11日

任意売却の注意点も含めて解説いたします

任意売却とは何か?

「任意売却」とは、住宅ローンの支払いが困難となったときに行う売却方法に
なります。支払いが困難とは、月々のローンの支払いができない、もしくは次月以降
支払える見込みが立たない、ということですね。
「任意」という言葉から、この売却方法のイメージはしにくいのですが、通常売却する方法と変わらず、一般消費者向けに売り出しができます。また、販売価格も相場並みに売却することも可能です。では、任意売却はどんな性質のものなのでしょうか?

任意売却とは、売却してもローンが完済できない状態のときに検討する一つの売却手段です。ローンが残ってしまうと、銀行が設定している「抵当権」をなくすことができ
ないのです。つまり、売却したくてもできない状態のことになります。
「抵当権」とは、銀行が住宅ローンを貸し出す時に設定するもので、
「住宅ローンの支払いができなくなったら、担保物件を売却できる権利」になります。
つまり、銀行は抵当権という保険を掛けさせ、貸し出した住宅ローンの支払いが
滞ったとしても、なるべく取りこぼしを少なくするための対策をしています。

任意売却が特殊な点とは

任意売却が特殊な点は、売却時にお金を借りている銀行に「任意売却をしてよいか?」と、同意が必要なことです。これは、仮に任意売却が成立すると物件は第3者に渡り
ます。しかし、ローンから売却資金を差し引いてもローンは残ってしまいます。
更に、このローンが残っている状態で第3者に引き渡すため、銀行等の同意を得て
抵当権を抹消するのです。さらに、銀行は担保がない状態で残りのローン支払いを
受け続けるので、銀行によっては任意売却を嫌がるケースもあります。
よって任意売却を行うには、抵当権の抹消や無担保状態での返済など銀行への交渉が
あるので、任意売却は専門知識のある会社に相談することをお勧めします。

まとめ

このように、任意売却は特殊であり銀行等への交渉が必要であるため、任意売却は
ノウハウがある不動産会社に相談することがお勧めです。
もちろん任意売却についてのご相談やご依頼も当社で受けておりますので、株式会社K'sまでぜひお気軽にご連絡ください。

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