2022年02月19日

任意売却をお考えの方へ

家計の事情で住宅ローンを滞納しそうなとき、そのまま放置するのはとても危険です。競売になると裁判所主導で強制的に売却となり、残ったローンについては一括返済が
求められてしまいます。このようなとき、任意売却を選べれば競売を回避できることもあります。

住宅ローンを滞納すると

住宅ローンは滞納を放置することで状況は日々悪化していきます。よって、住宅ローンが支払えない状況であるときは、早めに対処するべきです。では、どんな対処法があるのでしょうか?

対処法の一つ目は、銀行との相談です。

住宅ローンを借りている銀行に、毎月のローン支払い額を抑えてもらう相談をします。仕事がなくなり収入が減ってしまったなど、ローン支払いが難しくなった理由を伝え、支払い額が減るようにローンの期間を伸ばしてもらうのです。もちろん、期間が延びるので元本が減らず利息だけを払い続けるデメリットもあります。

対処法の二つ目は、売却です。

自宅を売却するには、買い手に引き渡す前に住宅ローンの完済が必要です。
通常、「売却した価格+自己資金」でローンを完済し、抵当権を抹消します。
よって、住宅ローンの残額が、「売却した価格と自己資金」を足した金額より、
下回れば通常の売却ができます。

では、住宅ローンの残額が「売却予定価格と自己資金」を上回ってしまったら
どうなるのか?

この場合、ローンの完済はできないので、任意売却となるのです。進め方としては当社のような任意売却を専門で扱う不動産会社に相談します。専門的な知識や銀行との交渉など、一定のノウハウが必要となるからです。

任意売却でそのまま住み続けるには

一般的に中古不動産は、買い手がそのまま住むために購入するケースがほとんどです。でも、任意売却物件は不動産投資家などが購入することもあります。投資家は住むために買うわけではないので、売却後の話し合いで売り手が買い手に賃料を支払うことで、
退去せずに住み続けることができます場合もあります。

売り手にとってのメリットは、引越しの手間がなくそのまま家に住み続けられます。

買い手にとってのメリットは賃借人があらかじめ決まっているので、賃料収入が確保
でき募集等の手間が省けます。しかし、買い手が不動産投資家など住むことを目的と
していない人でないといけません。なので、あくまで「住める可能性も残る」程度に
留めておきましょう。

任意売却の注意点

まず、任意売却は必ず売れるとは限りません。任意売却できる期間は決められて
います。また、任意売却開始には銀行との交渉などがあり時間が掛かるので、
滞納しそうであれば早めに検討する必要があります。

まとめ

任意売却には期限があるので、滞納しそうであれば早めに対処すべきです。
住宅ローンの支払いに困っている、住宅ローンの支払いが困難な状況であれば、
お早めに株式会社K'sまでご相談ください。

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